昨今注目を集めているのが、
老後の資金や年金問題。
老後の資金なんてまだ考えなくていいやと若い時は思っていたが、
実際年齢を重ねると日々不安になっていきます。
現在私も昨今の投資ブームでつみたてNISAやiDeCoの勉強をしたり、
家計の収支、リスクや老後の資金管理等を勉強している中で思ったことは、
若い時から少額でも投資や資産管理の勉強をしていた方が、
間違いなく将来の不安は軽減される。
という事です。
2022年４月より高校の家庭科の授業の中で、
金融教育が必修化されます。
「なんとうらやましい！」
私はつい最近までお金は働いて、
銀行に預けないと貯まらないと本気で思っていました。
投資や株式はお金持ちのやる事だとも思っていました。
いいや違います。低所得、将来への不安がある人ほどやった方がいいのです。
高校の授業で金融教育が始まりますが、
投資は期間が長ければ長いほど元本割れのリスクが軽減され、
資産も増える可能性が高まります。
ですので、私は中学生の息子に少しでも早く理解が深まり、
自発的に資産形成が出来るよう、
色々探して出逢った３つの本を紹介しました。
その本が大人がみてもとても勉強になったので、
今回ご紹介します。
まずはお金の仕組みを知る。
何も知らない子供に、
「投資を始めなさい」や「将来お金を残しとかないと大変だぞ！」
なんて言っても訳も分かりません。
まずはお金の仕組みを知ることからです。
そこで選んだ本が。
こちらは物の価格がどうやって決まるのか、「円安」「円高」とは、
デフレ・インフレ。キャッシュレス・QR、バーコード
銀行とは、投資や税金、社会保障等お金に関わることを１０歳でもわかるように、
丁寧に解説してくれます。
もちろん大人が読んでも「なるほど」と思える部分がたくさんあり、
最初の金融・資産形成の勉強のは入りとしてはとても入りやすいです。
ここである程度お金の知識や用語を覚えているとニュースなどを見ても、
自然と理解できるようになると思います。
社会のお金の流れを勉強できる一冊です。
お金に支配されないために。お金の増やし方はどうしたらいいのか。
お金の流れが分かってきて、
続いてご紹介するのは、
お金に支配されないためにどうしたらいいのか。
お金の増やし方はどうしたらいいのか。
それがわかりやすく書いてあるのがこちら
漫画版ではないのもあるのですが、
私も子供も漫画の方が 頭に入りやすいのでこちらをお勧めします。
YouTube大学で中田敦彦さんも絶賛していた本になります。
バンシルという貧しい職人の息子がアルカドという大富豪にお金持ちになる方法ではなく、
お金の増やし方を教えてもらいます。
その中で黄金を増やす７つ道具を教わります。
これをもとに大富豪になる術を、学んでいきます。
騙されたり、裏切られながら成長し、お金に支配されない生き方を学んでいきます。
ここで大事なのが先取り貯金をし、欲望に順位をつけ必要じゃないものは削り、
お金に働いてもらう。
これは昔も現代も変わらないお金の増やし方というのを教えてくれます。
資産運用のマインド・知識を身に付ける。「稼ぐ力」「貯金力」「投資力」
お金の流れ、お金に支配されない事が分かってきたら次はどう稼いで、どう増やしていくかです。
そこで最後にご紹介するのはこちら
この本では「稼ぐ力」「貯金力」「投資力」を学べます。
13歳、中学生はまだアルバイトなどで稼ぐという事を知りません。
ですが、稼いだ後に全部使っていたら一生お金の奴隷になってしまいます。
そこで最初に「億万長者のマインドセット」を学びます。
この本では初めての仕事の探し方や起業する楽しさ。
貯金・複利の大事さ、投資のコツ。
様々なお金に対しての用語など丁寧に解説してくれています。
内容もわかりやすく大人がみても早くから知っておきたかったと思える内容でした。
終わりに。
日本ではお金を稼ぐ、お金を持っているとなんだか「悪」というような感じがします。
それは妬みやひがみが強くあり、
出来れば皆お金持ちになりたいはずです。
もしくはお金で不自由したくないはずです。
しかし、小さい時から「貯金をしろ」とは言われますが、
「投資をしろ」
とは日本では言われません。
日本のメガバンクの利息はたったの0.001%です。
１０万円預けても１年後に１円しかもらえません。
これでは資産がいつになっても膨れ上がっていきません。
お金はいくら稼ぐかではなく、
無駄な出費を防いで毎月コツコツと収入の少しでも貯金・投資に回すのが大事になります。
現に億万長者ほど高級車や最新のものを購入するなどの無駄な出費をせず、
生活を切り詰めていたり、中古車に乗るなどしているみたいです。
収入より支出が少なければ自然と貯まっていきます。
一度上げた生活水準を下げるのは上げるより難しいかもしれません。
ですので若いうちからお金の勉強をし、
（もちろんいつから始めても今日が一番若い日です。）
お金に支配されない生活になれるよう知識を身に付けていきましょう。
